診療科目

ひまわり眼科HOME診療科目

眼科

診察内容

緑内障、白内障、加齢黄斑変性、飛蚊症、糖尿病網膜症、網膜・硝子体疾患、中心性網膜炎、花粉症、ドライアイ、アレルギー性結膜炎、ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)、流行性角結膜炎(はやり目)、翼状片、瞼裂班、結膜結石、結膜下出血、鼻涙管閉塞、眼瞼けいれん、老視、眼精疲労、斜視、弱視、小児眼科、視神経乳頭陥凹拡大、メガネ・コンタクトレンズ処方・・・など気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

検査内容

オートレフケラトメーター
大まかに近視・遠視・乱視など眼の度数を測定し視力検査に役立てます。黒目のカーブも測定できます。
ノンコンタクトトノメーター
眼の表面に「フッ」っと風を当てて目の硬さ(眼圧)を測定します。
視力検査
おなじみの検査です。
字ひとつ視力検査
おなじみの検査をひとつずつ見せながら視力を測る方法です。 小学校低学年程度までの小児の視力検査に有効。
スリットランプマイクロスコープ
最も多用されている基本的な眼科の検査です。
眼底検査
散瞳の点眼をして網膜や視神経などに異常がないか隅々まで確認します。 散瞳すると5~6時間は眩しくなり手元にピントが合いにくくなります。 眼底検査ご希望の方はご自身で運転してお車・バイク・自転車での来院はお控えください。 当院ではOCT(光干渉断層計)があり網膜や視神経などの断層面のお写真を撮り精密な眼底検査を行っております。
視野検査
見える範囲を測定し、緑内障の診断で特に必要な検査です。当院では動的視野計・静的視野計の2種類の機械があります。

小児眼科

こどもの眼の発達

生まれたばかりの赤ちゃんは、ぼんやり明かりがわかる程度の視力しかないと言われます。 成長につれて視力が発達しますが、視線が合わなかったり、見るのを邪魔するようなものがあったりすると正常に発達できないこともあります。 両目でものを見て遠近感を正確に把握する能力(両眼視)は、生後1年の間に発達しますので

  • 瞼があかない
  • 眼が揺れる
  • 眼の色がおかしい
  • 涙の量が多い、など

お子様の眼に気になることがあれば眼科医を受診しましょう。

1歳~3歳頃

  • 眼を細める
  • 眼が揺れる
  • 眩しそうに眼を閉じる、など

まだお子様自身で『見えにくい』ことがあっても言葉で伝えることが難しいのでお母様や周りの方が気付くことが多いです。少しでも気になったらまずは眼科医を受診しましょう。

3歳以上

このころになると視力検査をほぼ正確にできるようになります。屈折異常がわかることも多く早期の治療のためにも健診で精密検査受けてくださいと言われたら必ず眼科医を受診しましょう。

こどもの眼は8歳くらいで大人と同じくらい見えるようになりますが特に5歳くらいまでが最も重要な時期といえます。逆にいえば、8歳までに適切な刺激が目に加わらないと視力の発達が不十分なままになってしまうかもしれません。この為、早期発見、早期治療が必要となります。

弱視

弱視には二つの意味があります。眼鏡で矯正しても視力が出ない状態を弱視といいます。弱視の原因としては斜視、屈折の左右差、屈折異常、眼瞼下垂など様々です。視力が一番発達しやすい時期は1歳半~8歳までと言われています。弱視があっても1歳半~8歳までに治療を行えば視力の向上が期待できますが、大きくなってからの治療では効果が出にくくなってしまう場合があります。お子さんは自分で見にくいとはなかなか言えません。3歳から6歳までの間に必ず一度は視力検査をしておくことをおすすめ致します。

心因性視力障害

目に病気がないにも関わらず心理的ストレスの影響で視力・視野が障害される状態のことです。視力0.3以下になることが多く7~12歳のお子様によくみられます。学校の健康診断などで見つかることも多いです、是非しっかりと眼科での受診をおすすめ致します。

こどもの近視について

近年、こどもの近視は増えており、平成30年度の調査では3人に1人が近視と言われております。近視には遺伝的要因と、環境的要因の両方が関与すると考えられていますが、東洋人には近視が多く、両親ともに近視でないお子様と、片親が近視の場合は2倍、両親ともに近視の場合は5倍の確率で近視になりやすいと言われています。近視の多くは学童期に眼軸長が伸びることによる軸性近視で眼鏡での矯正が可能な単純近視が多いですが、まれに病的近視に進行する例もありますのでしっかりとした検査が必要です。

眼球の成長は16歳頃まで続き、近視の進行を止めることは困難です。近年では近視の進行がすすむことで起こる様々な合併症が問題視されており、目だけの問題ではなく身体全体にも影響を及ぼす可能性があることを知っておかねばなりません。このため、近視ではまず眼鏡での矯正が必要になりますので眼科医で精密検査を受けた後に適切な眼鏡の処方を受けることが勧められます。(眼鏡は最低でも1本は持つことをおすすめします)

定期的な検査を行いながら学童期のうちに少しでも近視の進行を抑制を希望、もしくはお子様のために何か対策をしておきたいという方には自費で近視進行抑制治療も行っております。まずは、見え方が気になるときは早めに受診をして視力検査に慣れておくことも必要です。

  • 見えにくそうにしている(眼をしかめてみている)
  • 眼を細めてみている
  • ものを間近でみている
  • 学校で指摘された(検診など)
  • 現在使用している眼鏡の度数はあっていますか?

学童期前に検査をしたい時
3歳頃から簡易な視力検査は1人でもできるようになりますが、はじめは慣れるまで練習が必要です。当院ではスポットビジョンススクリーナー(SVS)という目の写真がとれるカメラもご用意しておりますので 視力検査がまだ出来ないお子様の検査も行えますので目安にすることが出来ます。

こどもの近視進行抑制治療について(自費診療)

当院での近視抑制では、統計的、臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の内、

  • 低濃度アトロピン点眼
  • オルソケラトロジー

を眼科専門医の管理指導のもとで治療できます。眼の健康状態やそれぞれの治療に適しているかの検査と、開始後の定期的な検査がございます。近視を抑制する治療を行ったとしても完全に近視の進行がとまるわけではありません 近視が治るわけでもありません。「今から何か対策をしておきたい」方におすすめです。

低濃度アトロピン点眼(マイオピン)自費診療

近視進行抑制薬マイオピン(アトロピン配合)は対象は12歳以下、近視(中等度以下)のお子様。一般的に治療や検査などでよく使われる点眼薬ですが、調節をマヒさせて瞳を大きく広げる効果があります。瞳を大きく広げることによる眩しさや、近くがぼやけたりする為、夜に点眼を行います(1日1回寝る前)。シンガポールの研究で1日1回2年間400名のこどもに使用したところ、点眼を行わない場合にくらべて平均50%の近視進行抑制結果がでています (現在は日本でも治験が行われています)。副作用が少なく使いやすい目薬ですが、人によって効果が異なることがあります。すぐに効果の出るものではなく長期の使用が必要です。

  1. まずは適応かどうかの検査を行います。
  2. 適応の場合は医師の説明後、初回の投与をおこないます(1本)。保護者の管理が必要です。
  3. 1ヶ月後の検査で問題がなければ3本処方出来ます。
  4. その後3ヶ月おきに定期検査が必要です。

オルソケラトロジー(自費診療)

特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝時に装用することにより角膜上皮の形状変化から近視矯正効果を生じさせ、日中は矯正具なしで良好な裸眼視力を得ようとする屈折矯正法で、眼軸伸展で3~6割の近視抑制効果が見積もられております。

また、圧迫できる上皮には限度があるため、-4Dまでの近視までとなっております。ハードコンタクトレンズの為、コンタクトレンズを管理できる年齢から可能です。お子様の場合は保護者の適切な管理、教育が必要になります。スポーツをされている方、手術はしたくない方、裸眼で快適に過ごしたい方、お子様から大人まで幅広い年齢に対応出来ます。

※初回のご予約は院長が担当いたしますのでまずはお電話ください。検査等もございますので時間には余裕をもってご予約ください。

コンタクトレンズの処方について

当院取り扱いのコンタクトレンズ

ひまわり眼科では目の検査の上、装用可能と判断された方にコンタクトレンズを処方いたします。コンタクトレンズは『高度医療機器』に指定されています。ご使用になる前には必ず眼科医の診察を受けましょう。

お子様(高校生まで)は保護者の方の付き添いが必要です。
お取り寄せ、メーカー直送対応をしておりますので、当日のお持ち帰りはできません。まずはトライアルレンズをお渡しいたしますので、ご確認ください。
※目の健康を損なう恐れのある時は処方をお断りすることがあります。コンタクトレンズを中止してもご不便のないようにメガネはお持ちください
※今までのデータが分かるものがありましたら、予めお知らせください。

本来、眼科医のもとで自分の眼に合ったコンタクトレンズを処方することが基本ですが、最近は、インターネットや量販店、メガネ店などで大量購入してしまい、コンタクトレンズごとに定められている装用ルールを守らなかったり、目の状態に合わないレンズを装用したり、不適切なレンズケアを行っていたりすることによる眼障害、視力障害が増えてきています。 メーカーが推奨する取扱い方法に従っても目の状態によってはまれに細菌性角膜炎やアカントアメーバーによる重篤な角膜障害が起こることもありますので、3か月に1度は定期検診を必ず行いましょう

参照:「コンタクトレンズによる目の病気」ページへ

はじめてのコンタクトについて

適切なコンタクトレンズを装用し、正しいケアを行うために、以下を行う必要がございます。

  • 眼の状態確認
  • 度数の決定
  • 診察
  • 装用練習

お子様(高校生まで)は保護者の方の付き添いが必要です。
※はじめてのコンタクトレンズの処方には90分程かかりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
午前最終受付11:30まで 午後最終受付16:30まで
※普段使っているメガネをご持参ください。

コンタクトレンズ処方 検査・診察の流れ

  1. コンタクトレンズが適応する眼であるか検査します。(傷や疾患がないか検査、診察します)
  2. コンタクトレンズの種類を決定して、検査用のコンタクトレンズを装用します。
  3. 視力検査 見え方の確認・調整をします。
  4. 眼に負担なくコンタクトレンズが装用されているか診察します。
  5. コンタクトレンズ未経験の方には装用練習を行います。 トライアルを渡しますので、ご確認ください。
  6. 後日、ご希望のトライアルを装用したままでご来院ください。 確認後にコンタクトレンズの注文をお受けいたします。(受け取りに2~3日かかります)
  7. コンタクトレンズ未経験の方は1か月後にコンタクトレンズが正しく使用できているか検診致します。
  8. 定期検診の方は、お持ちのコンタクトレンズがなくなる前に、コンタクトレンズを装用してご来院する必要がございます。ご予約ください。